によると、Appleが久々にロゴマークを3Dに変更するかもというリーク情報があったようです。
あれ?でも、世の中的にのっぺりした「フラットデザイン」が流行ってるんじゃないの?WEBデザインの流行を追ってみます。
2013年は「フラットデザイン」が流行
WEBデザインギャラリーによると、
フラットデザイン(Flat Design)とは、2013年にWEBで流行したデザイン手法のこと。
iPhoneやMacでappleが取り入れたスキューモーフィズム(skeuomorphism)という、現実の質感を追求したリアリズムの対極として、ドロップシャドウやグラデーションを使わない単色・もしくはカラフルな色遣いで構成されるシンプルなデザインのことを指す。
とのこと。また、SEO Japanでは、
要するに、ドロップシャドウ、傾斜、質感、そして、その他の3D感を出すための要素を排除したデザインと言うことも出来る。
と説明されています。つまり、誰にでもわかるようなWEB業界のグローバルデザインとも言えそうです。
そして、3D感を出すための要素を排除というのがポイント。今回のApple社のロゴマーク3Dへの変更が本当なら、時代に逆境した発表と言えます。
そもそも現在はフラットデザインのロゴマークから突然3D?
今のAppleのロゴマークは上記のような、フラットデザインを採用したロゴマーク。今まではどんなロゴマークだったのか、Appleのロゴマークの歴史を見てみましょう。
歴代のAppleロゴマークデザイン
上記サイトを参照にするとこんな感じで編成してきた様です。
2サイトで年号に食い違いがあるので、どちらが正しいのかわかりませんでしたが、基本的にはPineAppleさんを採用して作ってみました。
1977
1998-2000
2007-2012
2014
こうやってみると、その時々のトレンドをいち早くキャッチして、ロゴマークに反映させている感じがしますね。
ただし、現在採用されているフラットデザインのロゴマークから過去に戻ってしまうような変更である気がしないでもありません。
Googleの「Material デザイン」 vs Appleの「3D デザイン」
2014年に開催されたGoogleのカンファレンスイベント”Google I/O 2014″で、
「Material Designは、紙とインクの古典的なデザインから着想を得て、最新テクノロジーを利用し、どんなデバイスでも使いやすく、統一感のあるユーザー体験を提供するためのデザイン」
をGoogleが新しく発表。こちらはフラットデザインからの進化し、各要素は影や奥行きによって立体的に表現されたフラットデザインの進化版という印象です。
GoogleがMaterial Designでデザイン業界を席巻しようとしている中、Appleの3D作戦が功を奏するのか…。そして、webデザイン業界の方々が双方どちらに振り回されて行くのか…。
どちらのデザインが流行するかによって、今後のiPhoneやAppleWatchなどの製品デザインも変化していくはず。注目して行きたいところです。
以上「あのリンゴマークが3Dに変更?!マテリアルデザインを推奨しているGoogleに真っ向対立?」でした。