りんごあつめ(旧館)

りんごあつめは、iPhone・ MacBook ・iPad ・Apple Watchなど、Apple製品の情報をお届けするガジェット系ブログです。たまにAndroidスマホの話題も。

2020年、AppleからARヘッドセットが登場!?生活を激変させるポストiPhoneとして「rOS」搭載独立型ARヘッドセットを開発か。

Augmented reality fashion

Pokemon GOなどでにわかに話題となったAR。

今はスマートフォンの画面を使ったARアプリが主流ですが、Appleがヘッドセット型のAR機を開発しているという情報が入ってきました。

そもそもARってなに?

Pokémon-Angriff

まずは、ARとは何かについて簡単におさらいしておきましょう。

ARとは、簡単に言ってしまえば「現実のリアルタイム映像に、さまざまな情報を付加するシステム」です。日本語に直すと拡張現実となります。

世界中で大ヒットしたスマートフォンゲーム「Pokemon GO」では、ポケモンと遭遇した際、カメラが自動で起動し、まるで自分の視線の先にポケモンが居るように見える演出が話題となりました。(上の写真を参照。)

このように、現実世界にデバイスを通して情報を追加するのがARなのです。

VRとの違いはなに?

一方、ARと似たようなシステムにVRというものがあります。

最近ではPSVRなどゲーム向けのVRヘッドセットが普及しつつあるので、既に楽しんでいるという方や、買おうか迷っているという方も多いのでは?

PlayStation VR PlayStation Camera 同梱版+PlayStation VR WORLDS (VR専用)

PlayStation VR PlayStation Camera 同梱版+PlayStation VR WORLDS (VR専用)

そんなVRは、一見するとARと混同されがちですが、実際には大きな違いがあります。

VRの日本語訳は、ずばり仮想現実。

ARがユーザーの目の前でリアルタイムに行われている出来事を対象とするのに対し、こちらは例えばゲームの世界で走り回ったり、ロボットカメラと接続して遠く離れたオフィスの中を動き回ったりといった「違う場所にアクセスするシステム」と考えることが出来ます。

ユーザーが画面に表示されている場所に居るか居ないのか、それが両者の根本的な違いです。

AppleはARに力を入れている

さて、ARもVRも今注目の技術ですが、AppleはどちらかというとARに力を入れている傾向にあります。

最新のiOS11ではARアプリ開発者の手助けとなる「ARkit」が導入されていますし、今年発売されたiMacや年末発売予定のiMac Proは、ARアプリの開発用としても使えるスペックの物がラインナップされ、力の入れようは明らかです。

そんな中、Appleがゴーグル型のARデバイスを開発しているという情報が流れてきました。

リンク先の記事によると、Appleは2020年の発売に向け、独立型OSを使ったARゴーグルを開発しているとのこと。

これが本当なら、いよいよポストiPhoneとなるデバイスの発売が近いということなのかもしれません。

なぜ独立型なのか?

独立型OSを搭載したヘッドセットということで、恐らくはヘッドセット単独、もしくは現状のAppleWatchのように無線接続したiPhoneを母艦とするかたちで使う物と思われます。

しかし、現在のスマホ向けAR/VRヘッドセットは、ヘッドセット型ケースにスマホをセットしてその画面を使う物が主流。こちらの方が安価で手軽に出せるにも関わらず、何故、Appleはわざわざ面倒な独立型を開発しているのでしょうか。

これはあくまで私の推測ですが、いくつかの事情があると考えられます。

1.ケース型ヘッドセットは使用中にiPhoneを使えなくなってしまう

現状のケース型ヘッドセットは、iPhoneをセットしてARやVRアプリを使っている間は、他の作業が出来なくなってしまいます。

AppleWatchやBluetoothヘッドセットがあれば通話は可能ですが、それがスマートかと言われると、微妙なところです。
また、こうした外部機器の併用が前提となるのは、ユーザーの視点から見ても面倒以外の何者でもありません。

2.ケース型は視野角や画面サイズが限られる

現状、iPhoneには大きく分けて3つ(iPhoneXも含めれば4つ)の画面サイズがあります。

しかし、最大サイズのPlusシリーズですら、ARやVR用としては画面が小さいと言わざるを得ません。

人間の視野角に近いサイズの画面を実現しようとすれば、現状では独立型を選ぶのが最も現実的です。

3.重量問題

ケース型のヘッドセットは、iPhoneという重たいパーツがセットされる為、実際にはそれなりの重量となります。

また、ヘッドセットの前方に重量が集中する為、人によっては疲れや肩こりが起こりやすくなるかもしれません。

しかし、独立型であれば、パーツの配置を工夫することで、ある程度そうした問題を緩和することが可能です。

AppleはARで何を目指しているのか?

Apple Store Bahnhofstrasse Zürich

AppleはAR技術を自社の中でどのように位置づけるのか、未だ明言はしていません。

しかし、私はこのARヘッドセットを中心としたAR技術全般が、ポストiPhoneの第一段階になるのではないかと推測しています。

10年前、故スティーブ・ジョブズによって、”電話”はiPhoneとして再発明されました。

しかし、結局の所、「受話器を使って会話する」というシステムそのものは、電話が発明された頃から殆ど変わっていません。

また、ポケットの中にあるiPhoneも、腕に付けたAppleWatchも、デバイス側がどれだけ通知を出そうとも、ユーザーがそれを見ようと行動する必要があります。

一方、ARヘッドセットなら、それを常時付けて出歩けば必要な通知は勝手に視界に入ってきますし、電話もそのまま受けることが出来ます。

その上、Siriをはじめとする音声アシスタントは日々進化していますし、AIも今後数年で一気に進化するでしょうから、キーボードのような物理入力がなくてもかなりの事が可能となるはずです。

AppleのARヘッドセット開発は、そうした未来を見据えているのではないか、そんな気がしてきます。

なぜって、AppleWatch Series3にAirPods、Siri、そしてA12Bionicプロセッサと、ポストiPhoneの基盤となる技術は既にAppleの手元にあるのですから。

以上「2020年、AppleからARヘッドセットが登場!?生活を激変させるポストiPhoneとして「rOS」搭載独立型ARヘッドセットを開発か。」でした。