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安全神話崩壊?!Apple Payで詐欺事件が発生。今のところクレジットカードを落とさないという対策法しか、防ぐ方法はなさそうです。

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一度経験してしまうと、これなしで生活するのは困難と思われるほど便利で使いやすいApple Pay。このApplePayを使った詐欺事件が発生したと、ニュースメディアの産経WESTが報じています。

家電量販店で730万円が不正利用される。

産経WESTによると、

2人の逮捕容疑は3月26、27日、大阪市と京都市の家電量販店で、日本人男女8人のカード情報を不正使用し、アップルペイを使ってデジタルカメラなど約730万円相当を購入したとしている。

普通に考えると、そんな簡単に他人名義のクレジットカードをApple Payに登録できるとは思えないのですが、一体どのような手口で犯行におよんだのでしょうか。

(なお、すでに容疑者は詐欺容疑で逮捕されていますが、類似の事件が起こる可能性は十分に考えられます。ApplePay利用者は十分注意が必要です。)

不正に入手した他人名義のクレジットカードをApple Payに登録

まずApple Payで、クレジットカードで決済するための手順を確認してみましょう。

Apple Payにクレジットカードを登録する際には、所有者の名前とクレジットカード番号、有効期限とセキュリティコードを入力後、登録しようとしているクレジットカードがApple Payで取り扱っているかの確認が入ります。Apple Payで利用可能なクレジットカードの場合は、これでwalletアプリにクレジットカードが登録されます。

登録したクレジットカードをApple Payで決済できるようにするには、アクティベートを行う必要があるのですが、このときはクレジットカード会社に問い合わせが入ります。問い合わせ方法はクレジットカード会社によって色々あるようですが、SMSで認証コードを受けるも可能です。

しかしこの詐欺事件では、他人名義のクレジットカードを利用して商品をだまし取った詐欺容疑がかかっています。しかし、この容疑者はこのクレジットカードの認証コード発行をある言葉で引き出すことに成功してしまいました。

引き出しを可能にした一言が「携帯電話番号が変わった」です。

容疑者は本人になりすまし、「携帯電話番号が変わった」とクレジットカード会社に連絡。そして、犯行に利用するiPhoneに認証コードを送らせて、アクティベートを行いApple Payで支払いができるようになったのです。

Apple Payは購入時の認証はTouch IDだけ。

iPhone 5S

Apple Payアクティベート(ライセンス認証)時に本人確認が完了しているためか、商品購入時にはTouch IDだけで決済できてしまいます。店員も通常のクレジットカードなら暗証番号などが不明なため、不審に思うような部分があるかと思いますが、iPhoneだとTouch IDでロックが解除されてしまうので安心してしまい疑う要素がなかったのでしょう。

そうなってしまうと歯止めがかからないため、不正利用され続けてしまう事になります。このような手口で容疑者は家電量販店で高額な商品を約730万円近く購入していたとのことです。クレジットカードの本来の所有者は、突然の高額請求に驚かれたことでしょう。

今回のApple Payによる詐欺事件ですが、クレジットカード会社の本人確認時における脆弱な部分が原因だったと言わざるをえない状況です。

クレジットカードの不正利用による被害額は、前年比較すると増加したという統計もあります。

ご自身で利用された明細にはきちんと目を通して、購入していない金額が引き落とされていないか確認する癖をつけるようにしましょう。そして不明なことがあったら、すぐにクレジットカード会社に連絡をして調査してもらうようにしておきましょう。

以上「安全神話崩壊?!Apple Payで詐欺事件が発生。今のところクレジットカードを落とさないという対策法しか、防ぐ方法はなさそうです。」でした。