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新しく東京にできたApple直営店「Apple 丸の内」の注目すべき3つのポイント!実際にApple丸の内に行った感想をまとめました。

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2019年9月7日(土)、東京丸ノ内に新しいApple直営店がオープンしました。

日本での新たな旗艦店と目されるこのApple丸の内は、果たしてどのようなお店なのでしょうか?

今回はオープン初日の様子の中から、特にお店の本質に関わる部分を中心にご紹介しましょう。

はじめに:Apple直営店ってどんなお店?

Apple直営店(旧名称:Apple Store)は、Apple製品とそれに関連する商品を取りそろえたショールーム兼販売店です。

その役割は単なる展示・販売に留まらず、修理等のサポートや各種教育プログラム(Today at Apple等)まで幅広く提供されています。

また、各地の直営店はオープン時のAppleが抱いていた企業としての考え方が反映されており、初期の店舗(日本の銀座店など)と最近の店舗(丸の内やサンフランシスコ・ユニオンスクウェア店など)では、内外装や構造などがかなり異なる点も魅力の1つです。

この辺りは後ほど詳しくレポートしますので、お楽しみに。

Apple丸の内の注目すべきポイント

注目ポイント1:アクセスの良さ

まずは、Apple丸の内が一体何処にあるのかを見ていきましょう。
住所は「東京都千代田区丸の内2丁目5-2」。JR東京駅丸の内南口から歩いて3分ほどの超好立地です。

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2階の窓からは東京駅を望むことができる。

実際に駅から歩いてみましたが、地上を行く場合は信号を2つ渡るだけなので、上手く青信号が続けば1分と掛からず辿り着けるかもしれません。

また、Apple丸の内が入居しているビルは東京駅と地下通路で繋がっているので、雨の日はそちらを通れば大丈夫です(ただし、ビル内からApple丸の内店内へ直接入ることは出来ないので注意しましょう)。

大ターミナル駅直結の出店は国内初

これまで日本のApple直営店は、私鉄や地下鉄駅に直結するケースはあったものの、新幹線が停車するような大ターミナル駅については徒歩数分レベルの場所への出店はありませんでした。

ただ、これをもってAppleが大ターミナル駅重視の方向へ転換したと確定するには、まだ説得力が足りないというのが正直な所。

実際、少し前に開店した京都や新宿はターミナル駅から少々離れていますし、年内の移転オープンが発表されたApple福岡天神も同様です。

こうした状況から、私個人としては単に訪日客でも訪れやすい、わかりやすい場所を探した結果、東京駅前になっただけではないかと予測しています。

羽田や成田に降りた方は、余程旅慣れた方でもない限り鉄道やバスで東京駅まで来るでしょうから、そのすぐ側にあれば行くのも簡単というわけです。

注目ポイント2:デザインと構造

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竹を植え込み"和"のテイストを取り入れた店舗

さて、東京駅の煉瓦造りの駅から歩くこと2〜3分、いよいよApple丸の内へやってきました。

まず目に付くのは、巨大なガラス窓から見える数々の”竹”。

幹の細い竹が1階部分から天井を貫き、2階の真ん中ほどまで伸びているのがわかります。

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1階(写真左)の植え込みから伸びた竹は2階(写真右)フロアまで達している

この竹は造花の類いではなく、全て本物。さらに、1階部分は葉が少なく、2階部分も大人の肩くらいの高さに竹の先端が来るように剪定されている為、来店者の視界を遮ることもありません。

こうした細かい心遣いは、Appleの店舗ならではですね。

内装は暖かみを感じるデザインが主体

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天井も木のパネルで暖かみのある空間デザインに。

Apple丸の内の店内は、ここ最近の直営店のデザインを概ね踏襲しており、全体として暖かみのあるデザインになっています。

天井も木のパネルが貼られているおり、最近の建物にありがちな無機質な雰囲気もありません。

今回私は取材でかなり長時間店内に居ましたが、滞在時間が長くても不快感を感じなかったことは驚きです。

前述の竹もその中に上手く溶け込んでおり、さすがはデザインのAppleといったところでしょう。

全体は宇宙船のような未来的なデザイン

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整った外装はSF作品の宇宙船を思わせる。
今回のApple丸の内店の外装は、巨大な窓が複数並ぶような形状で、従来のガラスを壁代わりにするスタイルとは異なっています。

とはいえ、Appleのお店だと分かる要素はきちんと残っているのが凄いところです。どなたがデザインを担当されたかはわかりませんが、結構苦労されたのではないでしょうか?

さて、そんなお店の外装ですが、私は1960〜70年代に描いた未来の宇宙船のような雰囲気を感じました。

スター・トレックやサンダーバードに出てきそうなデザインを、今風に少し落ち着かせたといえば、ある程度の年代の方にはご理解頂けるでしょうか。

ちなみに、店内奥にあるエレベーターも、ドアが開くと内部が銀の壁と白いライトに照らされていて、巨大宇宙船のエレベーターのようでした。

もしかすると、丸の内店のデザインモチーフは、案外SF作品の宇宙船や宇宙ステーションなのかもしれませんね。

ジョブズのこだわりが今も残る店内

Appleの直営店を作るという構想は、故スティーブ・ジョブズ氏がAppleに復帰した後、彼の主導で実現したものです。

ジョブズの死去からすでに何年も経ち、最近のAppleは彼の影響が抜けきったと思われることもありますが、最新の丸の内店の中にも、ジョブズの思いを感じさせる要素はいくつも存在しています。

その一例が、角丸デザイン。

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店内外の殆どの角が丸くデザインされている

ジョブズは初代Macintoshを開発する際、OSを担当したビル・アトキンソン氏に対し「ウィンドウの角を丸くすること」を強く求めたと言われます。

それは製品本体にも反映され、以降殆どのApple製品は角を丸めたデザインとなっているのです。

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植木鉢の角ですら丸くするこだわりよう。

Apple丸の内でも、店舗外壁の窓枠から竹の植木鉢まで、かなり多くの場所に”角丸”が採用されています。

もちろん、全ての部分で角丸という訳にはいきませんが、こんな所にもジョブズの生きた証しが確かに残っているのです。

店内構造はApple新宿に似た雰囲気

Apple丸の内は2階建てで、それぞれ役割が分かれています。

基本的な構造は、1フロア構造のApple新宿をベースに、一部ブースを2階フロアへ分散したようなかたちです。

1階は主に販売と大規模プログラム用
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店内入ってすぐの1階正面
店内入ってすぐの1階部分は、入口の目の前に巨大なディスプレイと簡単な箱形の椅子が複数並び、休憩したり、Today at Appleの講座を受けられるようになっています。

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1階:iPhoneが自由に触って試せるエリア
それ以外のエリアは商品をディスプレイしたテーブルが並び、販売関係は基本的にこちらで対応する形になるようです。

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テーブルには話題のHomePodも

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2階から1階のToday at Appleの様子が見られる。
ちなみに、メインディスプレイの真上は吹き抜けとなっている為、2階から1階のToday at Appleの様子を見ることも出来ますよ。

2階はGenius BarとToday at Appleがメイン
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明るく開放感のある2階フロア(写真左)。壁際には商品展示スペース(写真右)も。

2階は木製のテーブルがいくつも並ぶほか、一部の壁に商品が展示される最近の直営店と同様の構造になっています。

テーブルの内、南北の一番端のものはTVくらいのサイズのディスプレイが置かれ、主にToday at Appleの講座用です。

その他のテーブルは、オープン初日こそ休憩スペースとして使われていましたが、今後はGenius Bar用としての利用がメインになるとのこと。

これにより、近隣店舗のサポート窓口の混雑緩和が期待されます。

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センサー式のコンセントパネル。右の有線LANはGenius Bar等で使う社内ネットワーク用

ちなみに、2階フロアのテーブルは開閉式のコンセント類が埋め込まれており、所定の位置に手をかざすと利用することが可能です。

搭載端子はAC100Vのコンセントが共通で搭載されている他はテーブルにより異なり、私が見た限りでは、HDMI端子搭載型と社内ネットワーク用の有線LAN端子搭載型の2種類が確認できました。

Apple丸の内のフロアごとのメインまとめ:
1階 Apple製品の販売と大規模プログラムがメイン
2階 Genius BarとToday at Appleがメイン/壁面に商品展示

注目ポイント3:精鋭スタッフによるサポート

Apple丸の内では、他のApple直営店と同様に修理サポート(Genius Bar)や教育サポート(Today at Apple)を受ける事が出来ます。

今回、私は複数の講座を受けてみましたが、他の店舗でお見かけしたスタッフさんが何人もいらっしゃったので、恐らくは周辺店舗のベテランスタッフを丸の内に集結させたのでしょう。

実際、私が受けた講座では、スタッフさんが熱弁を振るいすぎ、予定時間を大幅に超過する事態もありました。

また、開店初日ということもあり、機材トラブルや運営上の不慣れといった部分があったことも事実です。

こうした部分はスタッフさんが店に慣れるまでの間は、致し方ないことでしょう。

では次に、私が実際にApple丸の内で感じた素朴な疑問についてまとめてみました。

Apple丸の内に関する3つの疑問

1 :Apple銀座との棲み分けはどうなるの?


Apple丸の内店は900m程離れた場所に銀座店があり、健康な方なら歩いて行き来することも可能です。

そうなると気になってくるのが、「これだけ近くて大丈夫?」という事ではないでしょうか?

実は取材当日、講座の合間に銀座店へも出向いたのですが、そちらも丸の内に負けないくらいの大盛況。実際の売上の程はわかりませんが、客足をみる限りそこまでの影響はないように思えました。

また、直営店の利用者は何も買い物だけが目的ではありません。特に修理サポートのGenius Barは各店舗共かなり混雑している状況のため、Appleとしても丸の内店開店で少しでも他店舗の混雑を緩和したいという意図があるのではないでしょうか?

ちなみに、銀座店の店員さん曰く、丸の内店のGenius Barは銀座店よりも受け入れキャパが多くなるとのこと。

この辺りもユーザーにとっては嬉しいポイントですね。

2:バリアフリー対応には課題が残る

今回チェックして気になったのが、2階フロアのトイレです。

こちらは出入り用のドアが手で押すタイプになっており、車椅子の方は自力で利用することが難しいのではないかと感じました。

こちらは横引き戸にするだけでも利用のしやすさが変わるのではないかと思います。

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利用者に見合った設計でないことが残念。今後に期待。

また、上記の写真は最新の乾燥機能付き蛇口なのですが、誰でも気軽にそこへ辿り着ける訳ではなく、こちらも不便さを感じました。

こういう部分は多様性を重視しているAppleだからこそ、今後に期待したいところです。

3:オープン当日の記念品は?

Apple丸の内のオープン日には、開店と同時に来店者へ記念品が配られました。

残念ながら私は受け取ることが出来なかったのですが、こちらのサイトによるとエコバッグとピンバッジ・ステッカーの3点セットだったとのこと。

エコバッグというと安っぽいイメージがありますが、そこは流石Apple。素材にもかなり拘っているようです。

そこまで拘るなら一般販売もして欲しい!と思ってしまうのは、ワガママでしょうか?

まとめ:出張や旅行時に便利な東京駅近くのApple丸の内

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ワクワクを得られる場所がまた1つ増えた。

今回は「テクノロジーと人間の交差点〜新直営店 Apple丸の内の魅力に迫る〜」と題して、話題の新店舗Apple丸の内についてご紹介しました。

取材してみて感じたのは、スタッフさんの声から「今日、この店舗で働けることが嬉しい」という気持ちが伝わってきたこと。

夜になると勤務を終えた他店舗のスタッフさんが遊びに来るなど、丸の内だけでなく、近隣の直営店が一丸となって新たな店舗の船出を祝っている様子が覗えました。

東京駅は地元の方だけでなく、出張や旅行の方の利用も多い場所。仕事や旅の途中にも、是非寄ってみてくださいね。

以上「新しく東京にできたApple直営店「Apple 丸の内」の注目すべき3つのポイント!実際にApple丸の内に行った感想をまとめました。」でした。