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日本で購入したiPhoneは中国で使える?実際に香港、マカオ、中国本土でau版iPhoneを使った方法とその感想。

先日、香港・マカオ・中国本土(深セン)に行ってきました。せっかくの海外出張(一部旅行)なので、今使っている自分のiPhoneで色々実験したいと思い、レンタルWi-Fiルーター・現地プリペイドSIMカードを比較してみることに。

そこで今回は、私が実際に試した中国での通信環境の整え方についてご紹介します。

(出張中に使った端末は、iPhone7Plus(au版SIMロック解除済)・SIMフリーiPhone8・au契約中iPhone8Plusです。)

中国へ行く場合、WiFiルーターと現地プリペイドSIMどっちが良い?

渡航前に迷ったのが、WiFiルーターか現地でプリペイド式SIMカードを購入すべきかという問題。実際に使ってみて分かった各選択肢におけるメリットとデメリットは下記の通り。

WiFiルーターをレンタルするメリット トラブルサポートを日本語で受けることができる。(サービスがある場合)
日本国内で数日前にルーター入手し、ゆっくり準備することができる。
空港にカウンターがあれば、当日レンタルも可能。
WiFiルーターをレンタルするデメリット 現地SIMカードを買うより割高なことが多い。
ルーターが大きめなので、荷物になってしまう。
現地プリペイドSIMカードのメリット WiFiルーターより安い。
現地のSIMなので、通信状態が悪くなる心配が少ない。
現地プリペイドSIMカードのデメリット SIMフリー端末が必要。
SIMカードの知識が全くない場合、トラブルに対応するのが難しい。
テザリング出来ない可能性がある。
トラブルが起きても、現地の言語でしかサポートを受けることができない可能性が高い。

いかがでしょうか。WiFiルータをレンタルするのも、現地SIMカードを購入するのも、一長一短ですね。SIMカードって何かサッパリ分からないという方は、WiFiルータをレンタルするのが安全かと思います。

日本で香港、マカオ、中国本土で使えるSIMカードが入手可能。

ちなみに、私は急な出張のため買えませんでしたが、日本国内でも現地で使えるSIMカードを購入することができます。

下記のカードは、仕事相手が使っていたものですが、中国本土(深セン)でもSNS(TwitterやFacebook)やGoogle系サービスが使えていましたし、常に4Gで使えていたようです。(追記:マカオの繁華街で1時間程度3Gになったようです。)

あなたが購入する時のレートで計算してみて、安いと思えば日本で購入するのもありかと思います。

海外ではフリーWi-Fiが結構普及している場合がありますが、私は安全の観点から絶対に使わないようにしているので、今回はこの選択肢はなしで話を進めます。

そもそも、現在使っているスマホをそのまま海外で使えるのか。

ところで、日本国内で現在使っているスマホを海外に持っていくと、すんなり使えるものなのでしょうか?実は、ソフトバンクやドコモなどの大手携帯会社には、海外渡航者向けに国際サービスを提供しています。

さらに、MVNO(格安SIM)でも、国際ローミングに対応している会社もあります。そのため、現在持っているスマホがSIMフリーでなくても使える可能性が非常に高いのです。ただ、渡航先がサービス対象外の地域であったり、事前の設定や契約が必要だったりするのが難点と言えるでしょう。

私の場合、急な出張であったことに加え、渡航先の香港国際空港内で着陸後すぐに仕事相手と連絡を取らなければいけなかったので、飛行機を降りてすぐに通信できる環境を整える必要がありました。SIMフリーのスマホを持っていても、空港内で現地のSIMが手に入るかどうか調べても分からなかっため、日本でWiFiルーターをレンタルする運びとなりました。

中国のネット環境事情は日本と大きく異なる。

ここでWiFiルーターと現地SIMカードの話をする前に、中国のネット環境について簡単に説明しておきます。まず、今回の旅程を見てください。

1日目 香港国際空港・中国(深セン)
2日目 中国(深セン)→香港
3日目 香港
4日目 香港→澳門(マカオ)
5日目 澳門(マカオ)→香港

こんな感じで、中国本土と中国の特別行政区2区(香港・マカオ)を行き来する予定でした。1997年にイギリスから返還された香港と、1999年にポルトガルから返還されたマカオは、中国の特別行政区として大幅な自治権を与えられていることから、通信会社がそれぞれ異なります。

さらに、特別行政区以外の中国本土では、ネットの規制が『金盾』という中国政府主導のファイヤーウォールによって、SNS(Twitter・Facebook・インスタグラムなど)やGoogle系サービス( Google検索・Googleカレンダー・Youtubeなど)など、頻繁に使っているサービスが根こそぎ使えない可能性がありました

これを回避するためには、WiFiルータを借りたグローバルWiFiでは「VPN」というオプションをつける必要があります。しかし、このオプションは旅行日数分つけなければいけません。上記のように、中国本土には24時間も滞在しない予定でしたし、実際にVPNサービスがついていない場合、SNSなどのサービスが実際に使えなくなるのかも知りたかったため、VPNサービスを使わずに日本を出国しました。

中国本土に数日滞在される方は、このVPNサービスをつけて行かれるのがオススメですよ。

WiFiルーターと現地SIMカードを実際に使い比べてみた感想(レビュー)

さて、羽田空港でWiFiルーターを無事に受け取ったので、これで香港国際空港内で仕事相手と連絡が取れるようになりました。

しかし、非常に運の良いことに、香港国際空港内で中国本土・香港・マカオ全てで4Gが使えるSIMカードが売られているではありませんか!ということで、試しにこちらも購入。

香港国際空港に到着後、E1とE2の間、フェリー乗り場近くにある携帯ショップ?で買うことができます。入管(イミグレ)を通る前にパスポートなしで購入することが出来ましたよ。

海外旅行にクレジットカードなしで行く人はあまりいないかと思いますが、クレジットカードでのみ購入できました(現金不可)。海外でも現金派という方は要注意です。

速度はどのくらい違うのか。

グローバルWi-Fiと現地でSIMカードを入手できたので、ここからは速度測定の比較結果をまとめてみます。

仕事の合間の速度測定だったので、多くはできませんでしたが、中国本土(蛇口)、マカオ、香港で行いました。

中国本土(蛇口)



香港(天水園)



マカオ・世界遺産「セナド広場」



マカオ・世界遺産「聖ポール大聖堂」前


マカオ・リスボア(カジノ内)


マカオフェリーターミナル

上記の通り、速度については大幅に異なる事もほとんどなく、Wi-Fiルーターでも現地プリペイド式SIMカードでも問題なく5日間を過ごすことが出来ました。

また、香港とマカオを結ぶ橋の上ではどちらも圏外に数分なりましたが、それ以外は圏外になることもありませんでしたよ。

Wi-Fiルーターでもプリペイド式SIMカードでも、仕事のメール処理(Google)に加え、Skypeでの写真添付、Facebook、ツイッター、インスタグラムが日本と全く同じ環境で使えました。余程大きなファイルのやり取りをしない限りは、問題ないんだなぁと日本出国前に過剰に心配していたことが恥ずかしかったです(笑

海外旅行に便利なSIMフリー端末を入手する方法は?

今回はSIMフリーiPhoneを持って行ったおかげで、非常に快適に過ごすことができました。いつも使っているSNSや検索が旅行中にできないってかなりのストレスですし、海外で危険な目にあっても連絡手段が全くないのでは困ってしまいます。

そう考えると、中国に限らず、海外へ旅行や出張に行く際には、SIMフリーのスマートフォンかタブレットを持って行くのがオススメです。

SIMフリースマホとは、携帯会社に縛られることなく、どこのSIMカードを挿しても使えるスマホの事。SIMフリーのスマートフォンを手に入れる方法は、いくつかありますので、簡単にご紹介します。

1:自分のスマホをSIMロック解除する。

最も安上がりで便利なのが、自分の使っているスマホのSIMロックを解除する方法。私はauで契約していたiPhone7Plusを出張前にSIMロック解除していたので、それを持って行きました。

iphone-news.hatenablog.jp

SIMロック解除については、上記記事に詳しくまとめたので、こちらをご覧ください。かなり簡単にSIMロック解除できるので、急いでいる方はこちらを試してください。

ただし、これには問題が1つ。

スマホのSIMロックを解除しても、通信規格や通信方式の違いによって、現地で購入したSIMカードが使えない場合があります。これは国外に限らず、日本国内のMVNOと契約する際にも生じている問題であはありますが、慣れない海外で全く連絡手段がなくなってしまう可能性があるということです。

もし初めて行く土地であり、インターネットが通じなくなった時の手立ては多い方が良いという場合は、現地でSIMカードを購入できない or 使えない場合に備えて、WiFiルーターの確保や現在お使いの携帯会社の国際サービスへの加入を検討しておいた方が良いでしょう。

2:SIMフリースマホをレンタルする。

上記の会社では、SIMフリースマホをレンタルすることができます。スマホレンタルは人気の機種の在庫がなくなることが多いので、出張や旅行の計画が決まったら早めに予約しておきましょう。

また、上記のレンティオはチャットで質問に答えてくれるので、どの端末が使えるか分からないなど自分では解決しにくいことがある場合は、バンバン活用しましょう。

3:SIMフリースマホを購入する。

長期で海外に行く場合や、頻繁に海外へ渡航する方は、SIMフリースマートフォンを1台持っておくと便利です。パッと思いついた時に海外へ1人旅行する場合も、慌てずに色々な通信環境選択肢を取ることができます。

SIMフリースマホを購入する際に、Androidスマホでももちろん対応可能ですが、初心者の方はiPhoneがオススメ。

イオシスなどで海外製の安いAndroidスマホを購入した場合、スマホ自体が日本語対応しておらず、設定や日本語入力できずに四苦八苦なんてことも。その他、周波数や通信方式で使えない場合があることも…。

その点、日本のアップルオンラインショップで購入するSIMフリーiPhoneは非常に多くの周波数に対応しており、もちろん日本語対応になっているので、海外で潰しが効く1台と言えるでしょう。

上記の3つの方法がよく分からないという方は、WiFiルーターをレンタルするのが最も手軽と言えるでしょう。

レンタルWi-Fiルーターは、渡航前にレンタルして、帰国後に返却すればOK。空港によっては返却ボックスを備え付けているところもあるので、自分が使う空港で返却ボックスがあるWiFiレンタル会社を選択するのも便利です。

また、空港によってはWiFiルーターの当日レンタルを受け付けているところもありますが、当日WiFiルーターの在庫がなくてレンタルできないという場合もあります。慌てないように、旅行や出張の予定がわかっていたら、早めにWiFiルーターも予約しておきましょう。

以上「日本で購入したiPhoneは中国で使える?実際に香港、マカオ、中国本土でau版iPhoneを使った方法とその感想。」でした。