世の中の話題はすっかりiPhoneXで持ちきりですが、今回は私がiPhone8Plusを2ヶ月使ってみた感想をお届けしたいと思います。
- 画面が大きいので目が疲れにくい
- 光学手ぶれ補正で動画も快適撮影
- 防水はやっぱり安心感が違う。
- ラウンドスケープ(横向き)モードが地味に便利。
- ステレオスピーカーは正義!
- バッテリーのもちが圧倒的
- 重さは言うほど重くないし、大きさの問題も解消。
- まとめ:高機能、使いやすさ抜群のiPhone8Plus。
画面が大きいので目が疲れにくい
iPhone8Plusは、iPhone8やiPhoneXと比較して、本体サイズそのもののサイズが大きいのが特徴の1つ。
動画を見たりといった横画面時にはあまり大差を感じませんが、LINEやSNSなど縦画面で使う時には、(以前使っていたiPhone6sと比べて)画面がワイドになったおかげか、目が疲れにくくなりました。
では、2017年に発売されたiPhone8、iPhone8Plus、iPhoneXの画面サイズを比較してみましょう。
iPhone8とiPhone8Plusの画面サイズ比較
上の画像はiPhone8とiPhone8Plusを並べて撮影したのですが、画面に表示されるコンテンツ量はiPhone8Plusの方が多くなります。
iPhone8プラスの方が本体サイズも画面サイズも大きいのが分かりますね。
今年はiPhone8・iPhone8Plus・iPhoneX(テン)を購入して3端末を比較しているのですが、iPhone8を触ると、「画面狭っ!」という違和感を持ってしまうほど、最も画面サイズが小さいです。
縦画面で文字を打ったり、SNSやWebサイトの閲覧をたくさんするという方は、現状ではiPhone8Plusの方がオススメです。
iPhoneXとiPhone8Plusの画面サイズ比較
では次に、iPhoneXとiPhone8Plusを比較してみましょう。
驚いたことにiPhoneXとiPhone8Plusは本体サイズがiPhone8Plusの方が大きいにもかかわらず、iPhoneXと画面サイズは変わらない印象です。
iPhone7PlusとiPhone8Plus、どっちを買うべき?
ちなみに、2016年に発売されたiPhone7Plusもソフトバンク・au・ドコモ・Apple(SIMフリー版)を購入することができます。
どちらがいいのか迷ってしまうと思いますが、予算に余裕があるならiPhone8Plusがオススメです。ワイヤレス充電も可能ですし、iPhone 8 Plusのみに「ポートレートライティング機能」を持つデュアルカメラが搭載されました。
写真や動画を頻繁に撮影する方に、iPhone8Plusはオススメです。しかし、そんなに写真や動画撮影を重視しない、予算が限られているという方は、iPhone7の方が良いでしょう。
また、カラーバリエーションについては、iPhone7の方が選択肢が広いです。
iPhone7PlusとiPhone8Plusの違いについては、下記の記事に詳細をまとめました。
カラーバリエーション、デザインの違い、サイズ(重さ)、カメラ性能など、気になる違いをまとめました。参考にしてみてくださいね。
光学手ぶれ補正で動画も快適撮影
iPhone8Plusの前に使っていたiPhone6sでは、電子式手ぶれ補正しか搭載していなかったので、動画の手ぶれ補正にどうしても限界がありました。
結果、歩きながら動画を撮影すると、撮れた映像はブレブレでイマイチな出来…。撮影意欲そのものが削がれてしまっていたことも事実です。
しかし、iPhone8Plusでは広角側のレンズに光学手ぶれ補正が搭載されたので、そちらで撮影する分には手ぶれの少ない動画を撮ることができます。
先日、知り合いのライブを撮影する機会があったので、iPhone8Plusを使って撮影してみました。あえて特別な装備を一切使わず、iPhone8Plusを素手で持った状態で撮影しましたが、案外ブレが少なく、これなら扱いやすいなと思った次第です。
しかし、iPhoneXと比べるとどうしても劣ってしまうのが事実。カメラ機能の差については、別途記事にまとめますが、最も驚いたのはiPhone Xの手振れ補正機能。
動画を多く撮影する機会がある方は、iPhone Xの方が機能的には充実していると言えます。
防水はやっぱり安心感が違う。
前述のライブ撮影時は屋外ステージだったのですが、雨が降ってしまい、傘をさしながらiPhone8Plusをステージに向ける状態となりました。
当然、iPhoneも(傘でガードしているとはいえ)それなりに濡れてしまいます。
しかし、iPhone8Plusは防水仕様なので、iPhone6sの頃のように神経質になることもなく、気軽に撮影することができました。(iPhone8の防水については下記の記事にまとめたので、こちらをどうぞ。)
防水といっても、完全防水ではないので限度はありますが、多少の雨なら気にせず使えるのは大きなメリットですね。
ラウンドスケープ(横向き)モードが地味に便利。
PlusサイズのiPhone特有の機能として、ホーム画面を横画面にできるラウンドスケープモードがあります。
一見、どうでも良く思える機能ですが、一度画面横向きの使いやすさに慣れてしまうと、iPadと併用している方はノーマルサイズのiPhoneには戻れなくなるはず。
私自身、iPadとiPhone6sのUIの違いにずっと違和感を感じてきたので、iPhone8Plusのラウンドスケープモードでそれが払拭され、余計なストレスを感じる事がなくなりました。
ステレオスピーカーは正義!
6sまではモノラルスピーカーだったので、本体だけで音楽やPodcastを聴こうとすると、片側からしか音が聴こえず、少々違和感がありました。
しかし、8Plusではステレオスピーカーになったので、違和感なく音楽などを楽しむことが可能です。
また、ステレオ化の恩恵もあってか、音質もiPhone6sより良くなっていて、各楽器の音を以前よりはっきりと聞き分けられるようになりました。これは大きな進歩です。
バッテリーのもちが圧倒的
6s時代は、朝家を出ると、帰宅時にはバッテリー残量がかなり減っていて、帰宅途中にモバイルバッテリーを使うことも珍しくありませんでした。
私の6sはバッテリー問題のリコール対象で昨年末に無償交換をしていたのですが、それでも状況は変わらなかったので、これは私の使い方に対して6sのバッテリー容量が足りていなかったということになります。
一方、8Plusに関しては、今のところバッテリーに対する不満は一切なし。
朝、家を出発する時に充電器から外していますが、その後は帰宅後に充電するまで最低限の残量は保ってくれるので、外出先でモバイルバッテリーを使う機会は殆どありません。
バッテリーに不満を抱いている方は、PlusサイズのiPhoneに乗り換えてみるのも1つの手かもしれませんよ。
重さは言うほど重くないし、大きさの問題も解消。
元々PlusサイズのiPhoneは、他のサイズのiPhoneより大きい分、重たくなっています。iPhone8Plusからは背面がガラス素材になったので、重量差がさらに拡がりました。
実際、持ってみると確かに重たいですし、片手で長時間持っていると疲れてきます。
ただ、最近は自然と両手持ちをするようになってきたので、そこまで不快感は感じないというのが正直なところ。
また、あまり軽すぎる端末もかえって使いづらいので、私としてはiPhone8Plusくらいの重量が丁度良いかなと思っています。
iOS11の新機能で、片手で文章が打てるように。
今までのPlusサイズのiPhoneでは、女の私の手にぴったりサイズではあるものの、文章を打つときにストレスを感じることがありました。
しかし、iOS11の新機能によって上の写真のように、キーボード部分が左・中央・右の3種類から選ぶことができます。この機能によって、LINEやメールなどの文章入力が片手でラクラク入力できるようになったのには感動しました。
これなら、iPhoneXに搭載されているカメラ機能の恩恵も受けられるし、画面が大きいのでゲームも動画も見やすいし、良いことづくめだなーという印象です。
上記の記事にiPhoneの大きさ・重さの比較をしていますので、より詳しい情報は下記の記事をどうぞ。
まとめ:高機能、使いやすさ抜群のiPhone8Plus。
今回は発売から3ヶ月が経過したiPhone8Plusについて、実際に使ってみた感想をレビューしてみました。
高機能で未来感のあるiPhoneXも良いですが、価格も高く、すぐには手を出せないと感じている方も多いはず。
その点、8Plusは現時点でも十分な完成度を持っていますし、機能的にもiPhoneXから目玉機能をいくつかカットしただけですから、決して悪い機種ではありません。
今年は8Plusを買って、来年出るであろうiPhoneXの後継機種を待つというのも、良い手かもしれませんよ。
以上「iPhone8 Plusは大きすぎる?iPhone 8 Plusを実際に3ヶ月使ってみた感想・レビュー!iPhone Xや8との画面サイズ、カメラ性能比較も。」でした。