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iPhoneの読み方はアイホンとアイフォンのどっち?それとも、アイフォーンが正式名称なの?

iPhone
『iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。』この記載をApple公式ページで発見した時、アイフォンと表記しているブログもあれば、アイフォーンとしている記事があることにハタと気付いた私。どの表記が正式なものなのか、調べてみました。

新聞社や大手ニュース発信サイトは「アイフォーン」

ロイターも読売新聞も「アイフォーン」ということは、こっちが正式名称に違いない。そこで、本家本元のApple公式サイトでカタカナ表記がされていないか、チェックしてみました。

iPhone6の公式ページのフッター部分に意外な記載が!

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写真の真ん中あたりをご覧ください。

iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。

って書いてあるのがわかりますか?こう書いてあるということは、アイホン株式会社に商標使用料が払わられているってことですよね。

「アイフォーン」ではなく「アイホン」だけど、カタカナ表記はここだけ。あれ?「アイホン」なのかな?謎は深まるばかり。

そもそもアイホン株式会社ってどこの会社で、どんなことをしているのでしょうか?

アイホン株式会社は日本最大手のインターホン会社

http://www.flickr.com/photos/20926598@N05/2550732602
photo by Miyaoka Hitchcock

アイホン株式会社は、アメリカや中国、フランスなど、世界8カ国に現地法人を持つ名古屋市のインターホン最大手メーカー。

2007年8月にAppleとアイホン株式会社とで協議が始まり、2008年3月に以下の内容で合意したようです。

「iPhone」(アイフォーン)の商標について、国内では同社がAppleに対して使用を許諾。海外では両社の商標が共存することで合意した。契約内容の詳細は非公開。
(引用元:アイホン、iPhoneの商標問題でAppleと「友好的合意」 - ITmedia ニュース

※同社=アイホン株式会社

つまり、日本国内でカタカナ表記をする際には「アイフォーン=アップルの電話機」と定義され、友好的に共存できる方向へ合意したということです。

「アイホン」はいつ頃、商標登録されたの?

ちなみに、いつ「アイホン」が商標登録されたのでしょうか。特許情報プラットフォームによれば、

(111)登録番号 第460472号
(151)登録日 昭和30年(1955)2月16日
(210)出願番号 商願昭29-8949
(220)出願日 昭和29年(1954)4月9日
先願権発生日 昭和29年(1954)4月9日
(180)存続期間満了日 平成37年(2025)2月16日

と記されていました。下記のサイトで「アイホン」の商標登録が確認できます。

あと約9年で存続期間満了という形になるようですが、その後ってどうなるんでしょうかね。しかしながら、商標登録した当時は、AppleからiPhoneに関する打診が来ようとは、夢にも思わなかったでしょうから、人生何があるかわからないものですね。

iPhone商標登録の流れ:まとめ。

カタカナ表記に関して前述した通りですが、神田国際特許商標事務所によると、下記のような流れでiPhoneの商標登録が行われたようです。

① 米国のアップル社が、2006年9月に、自社名義で『iPhone』について商標登録を申請。

② しかし、アイホン株式会社の登録商標『アイホン』に類似しているとの理由で、特許庁がその商標登録を拒絶。

③ 苦肉の策として、『iPhone』の商標登録申請の名義人を、米国アップル社から、アイホン株式会社に名義変更。

④ 同一名義人であれば商標の類似は問われないので、アイホン株式会社の名義にて、無事に『iPhone』が商標登録。

⑤ 登録後すぐに、アイホン株式会社から米国アップル社に対して、専用使用権(独占的に使用する権利)を設定。

(引用元:アイホン株式会社の登録商標『iPhone』、、、なぜこんなことに | 神田国際特許商標事務所

アイホン株式会社の名義でiPhoneが商標登録されるというのは、私からすると不思議な感じがします。しかし、こうすることで「iPhone」表記が日本でも使えるようになって良かったです。

iPhoneの正式名称は「アイフォーン」

http://www.flickr.com/photos/30013612@N03/15286915212
photo by LoKan Sardari

つまり、iPhoneの正式名称は「アイフォーン」ということでした。

紆余曲折あったものの、友好的に合意できて良かったですね。商標の話は、グローバル企業なら絶対に考えておくべき項目の1つ。今後、世界的な事業を起こそうとしている方は、こういう事例から学びたいものですね。

以上「iPhoneの読み方はアイホンとアイフォンのどっち?それとも、アイフォーンが正しいの?」でした。