以前は白と黒だけのシンプルさだったiPhoneも、今ではさまざまなカラーを選べるようになりました。
それは、今年の新型iPhone11シリーズでも変わりません。
今回は、そんなiPhone11/11Pro/11Pro Maxのカラーバリエーションについて、詳しくご紹介したいと思います。*1
iPhone11とProシリーズで異なるカラーバリエーション
iPhone11とiPhone11Pro/Pro MaxはCPUなどの基本性能こそ一緒ですが、カラーバリエーションは全く別になっています。
2018年のiPhoneと今年の新型iPhoneの違いなど、機能的な違いを知りたい方は下記の記事を読んでみてくださいね。
さて、色の話に戻りますが、標準機となるiPhone11は全部で6色、iPhone11 ProとiPhone11 Pro Maxは少し少なめの4色です。
iPhone11 | iPhone11 Pro/Pro Max | |
---|---|---|
カラー | ブラック、グリーン、イエロー、パープル、 (PRODUCT)RED、ホワイト | ゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーン |
こう見ると、昨年発売されたiPhoneと変化があるのかな?と気になるところ。
わかりやすいように、昨年のiPhoneXR/XS/XS Maxと比較してみました。
iPhoneXR/XS/XS MaxとiPhone11シリーズのカラバリ比較
昨年発売のiPhoneXR/XS/XS Maxと比べると、
2018年→2019年 | カラーバリエーションの変化 |
---|---|
iPhone XR→iPhone11 | 色数は変化なし(全6色) |
iPhone XS/XS Max→11Pro/Pro Max | 1色追加(3色→4色) |
となっており、高級仕様の機種により力が入っていることがわかります。
通常、カラーが増えるとその分製造効率が落ちるので、むやみやたらに増やすべきではありません(ジョブズ時代が1〜2色体制だったのも、シンプルさに加え、この辺りの理由があります)。
それが分かっていながらあえて色を増やしたということは、Appleはそれだけ売れると自信を持っている裏付けと言えるでしょう。
iPhone11シリーズの全10色を徹底解説!
それでは、ここからは実際に各カラーについてご紹介していきたいと思います。
iPhone11
まずは一番多くのユーザーさんが手にするであろう、iPhone11からご紹介します。
ホワイト
一端姿を消していた期間もありましたが、iPhone8/8Plus/Xで復活した後は、毎年何かしらの形で採用されています。
iPhone11のホワイトは、他に挿し色のない白1色になっているのが面白いところ。ケースを付ける場合でも、ケース側の色と合わせやすいのがメリットです。
ブラック
一時期はスペースグレイ系に置き換えられていましたが、iPhone7(ジェットブラック)で復活し、発売直後争奪戦になったのは記憶に新しいところ。
目立ちにくいフォーマルにも使えるカラーなので、ビジネスからプライベートまで幅広く対応できる人気のカラーです。
イエロー
新色のように思いがちですが、実はiPhone5c(2013年発売)で一度使われているので、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
iPhoneXRのイエローはビビットな原色系のイメージでしたが、iPhone11では少し落ち着いた白っぽい黄色になっています。
この辺りは好みが分かれるところですが、透明ケースと合わせるなら主張の強いiPhone XR、他のカラーのケースと合わせるなら淡めのiPhone 11と考えると良いでしょう。
グリーン
イエロー同様淡い色合いとなっているので、性別・年齢を問わず選びやすい色と言えます。
ただし、ケースの色によっては合う合わないがはっきり分かれるので、購入前にチェックしておいた方が良いでしょう。
パープル
紫を名乗ってはいますが、色合いとしてはラベンダーやすみれ色に近い印象。男性でも違和感はありませんが、どちらかというと女性向けかなというイメージです。
グリーンと同様、こちらもケースによって色の合う合わないがはっきり出るので、組み合わせには注意した方が良いでしょう。
(PRODUCT)RED
この(PRODUCT)REDは売上の一部が専用の基金に寄付され、エイズ等の対策に利用されるというもので、Appleはかなり以前から様々な自社製品で(PRODUCT)RED仕様のものを用意しています。
iPhoneでは例年春頃に前年発売のフラグシップ機に新カラーとして追加するパターンになっていたのですが、iPhoneXRからは秋の発売時点で(PRODUCT)REDが用意されるようになりました。
私も今回はこちらを選びましたが、やはり赤一色は他のカラーにはない格好良さがありますね。
ただ、他のカラーと同じく背面(ガラス面)の色がやや淡めなので、クリアケースを使うよりは、別のカラーのケースと組み合わせた方がより格好良く見えると思います。
iPhone11Pro/Pro Max
こちらは従来のカラーをそのまま残しつつ、新たに1色追加した4色展開となっています。
シルバー
ただし、実際にはシルバーというよりホワイトといった方が良さそうな色合いなので、この辺りは意見が分かれるところでしょう。
逆に言えば、ケース側と色の相性が出にくいので、迷ったらこの色にしておくというのもアリでしょう。
スペースグレイ
iPhone11Pro/Pro Maxでは落ち着いた雰囲気の高級感ある色合いとなっており、黒系のカラーを使いたい方にはぴったりの選択肢です。
ただし、例年iPhoneの中古売却価格でスペースグレイは不利になる傾向にあるので、使用後に中古店等への売却を考えている方は注意した方が良いでしょう。
ゴールド
iPhone11Pro/Pro Maxでは背面のガラス部分が磨りガラスになった為、先代のXS/XS Maxと比べ反射の少ない色合いに変化しました。
一方で本体の縁の部分はキラリと輝く処理がなされており、両者のコントラストが違いを引き立てるのはAppleらしいデザイン。
ケースの隙間からキラリと覗く高級感を重視する方にオススメのカラーです。
ミッドナイトグリーン
私はiPhone11 Pro MAXでこちらの色を選択。やっぱり新色が出ると試したくなってしまうのは何なんでしょうね。
この色を一言で言うと、ミリタリーカラー。戦争映画などで兵隊が来ている緑の迷彩服のような色をイメージして頂くと、わかりやすいのではないかと思います。
さらに、iPhone11Pro/Pro Max最大の特徴である3眼カメラと合わせると、有名ロボットアニメのメカにそっくりということで、アニメファンの間でも話題沸騰中のカラーです。
ただし、新色ということで、今後の中古売却価格がどうなるかは全くの未知数。スペースグレイと同様、他のカラーより不利になる可能性もあるので、売却を想定している方は避けた方が安全かもしれません。
まとめ:カラー数増加で選ぶのがより楽しみに。
iPhone11が6色、Proシリーズが4色と過去最多のカラー数となった今年のiPhoneですが、色が増えると選択肢が増える反面、選びづらくなるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もし、特にカラーにこだわりがないなら、中古市場でも人気のあるゴールドや(PRODUCT)REDを選ぶのが個人的にはオススメです。
また、ケースを先に選んで、それに合う色を選ぶというのも良い方法だと思います。
一度買うと、ほとんどの方が2年は付き合うiPhoneですから、この機会に徹底的に悩んでみるのもアリではないでしょうか?
以上「iPhone 11やiPhone11Proで人気の色はどれ?話題になってるカラーなど、最新iPhoneのカラーバリエーションを画像付きでまとめてみた。」でした。
ホームボタンがあるiPhoneが良いなら…
ちなみに、iPhone X(2017年発売)からFaceIDという顔認証システムが採用されているiPhone。
iPhoneのロック解除やアプリ購入など様々な場面で使われるため、「Face IDが使いにくい!」という声がしばしば見られます。
そんな方に根強い人気なのがホームボタンが付いているiPhone。ホームボタンが付いていることで、「Touch ID」という指紋認証を使うことができます。
最新機種でなくても良いから、指紋認証を使いたいという方は、下記の記事を参考にホームボタン付きのiPhoneを購入してくださいね。