お使いのiPhoneの買い替えを検討していると、「解約手数料」*2の存在が重くのしかかってきます。
せっかく9月に入って、解約手数料が無料になった方が結構いるはずなのに、iPhone6の購入を引き延ばしていると、更新月を過ぎてしまい、解約などに契約解除料がかかってしまうかも。
実際、ソフトバンクのホワイトプランの注意書きには、
2年契約(自動更新)となり、更新月以外の解約等には契約解除料9,500円がかかります。
という記載がされています。9月に解約手数料0円でiPhoneを買い換えるためにも、「料金プランの自動更新」というシステムをざっくり理解しておきましょう。
料金プランの自動更新の仕組みとは?
あなたは自分の携帯プランを覚えているでしょうか?
実は、今の一般的なスマートフォンの契約は、継続して2年間利用することを条件に、基本料金や端末料金の割引を行っています。利用者の中には「2年間継続して使ったら、そのあとは解約するかどうかは私の自由だろう」と思われている方が多いのですが、そうではありません。この契約は、解約しなければ自動更新されてしまうのです。
ソフトバンクのホワイトプランで非常にわかりやすく図解してあるので、ご紹介します。
つまり、解約金なしで解約できる期間は、たった1ヶ月間だけ!もし、今後は他社に移ろうとしている方にとってしてみると、まさに寝耳に水状態なのではないでしょうか。気づいた時にはすでに契約が自動更新されていて、次に解約金がかからないのは2年後になっていたなんてことも。
他社への乗り換え(MNP転入)は、契約して2年経った翌月(25ヶ月目)がベスト!
iPhoneは5万~10万円程度の高額商品。その結果、分割で購入する方も多いかと思います。その場合、通常2年(24回払い)で支払うことになり、2年以内に解約した場合は、違約金や手数料などを支払う契約になっているはずです。
つまり、iPhoneを買い替える最も良いタイミングは「契約して2年経過した翌月(25ヶ月目)」と言えます。*4その月を過ぎると、また解約手数料がかかるようになってしまうので注意が必要です。
ただし、機種変更の場合は違約金がかからないことがほとんど。
しかし、機種変更を考えている方は話が別。一般的に、機種変更後も同様に2年契約のサービスに加入すれば、「解約手数料」はかからない会社がほとんどです。ちなみに、ソフトバンクのQ&Aには
一般的に、機種変更(電話番号はそのままで機種のみ変更)する際に契約解除料はかかりません。
仮に2年契約のサービスに加入中であったとしても、機種変更後も同様に2年契約のサービスにご加入いただければ、契約解除料はかかりません。ご安心ください。*5
au(KDDI)のサイトでも
機種変更後も、誰でも割・年割などの年契約型割引サービスを継続される場合は、契約解除料(違約金)は発生しません。*6
と記載されています。
docomoは実店舗で契約の場合、登録手数料という名目で結構費用がかかります。一方、オンラインショップであれば、ほとんどの場合、手数料がかからないようになっています。以下にdocomo公式サイトに記載されている登録手数料をまとめておきますね。
店舗 | オンラインショップ | |
---|---|---|
FOMA→FOMA | 2,000円 | 無料 |
Xi (クロッシィ)→Xi (クロッシィ) | 2,000円 | 無料 |
・FOMA→Xi (クロッシィ) ・Xi (クロッシィ)→FOMA |
3,000円 | 2,000円 |
解約料0円の月を見逃さず、お得にiPhone6sへ乗り換えを。
今解説した通り、のんびり「2年以上経ってから買い替えを考えればいいや。」なんて思っていたら、あっという間に解約手数料がかかる月へ突入してしまいます。猶予は1ヶ月間しかないので、他社へのりかえを検討されている方は、今すぐ自分の解約手数料がかからない月を確認して、該当月ならすぐに携帯の買い替えを検討しましょう。
数日前に契約が自動更新されていて、解約手数料を払わざるを得なくなっていた。なんて悔しいことはしないで下さいね。
*2:「契約解除料」「途中解約金」など、様々な名称がありますが、本記事では「解約手数料」で統一しています。
*3:ホワイトプラン | SoftBank 3G(携帯電話) | 料金・割引 | モバイル | ソフトバンク
*4:一般的に「自動更新の時期は25ヶ月目が多い」という話なので、ご自身の契約を確認してみて下さいね。