皆さんは毎月どのくらい携帯電話代を支払っていますか。大手携帯電話会社でスマートフォンを1台契約すると、契約するプランにもよりますが本体代金を含め約9,000円からとなります。
私はauでiPhone7Plusを購入したのですが、端末代金と合わせると15,000円以上にもなります。
この毎月1万円以上の出費は結構な負担となっているので、どうにかして減らすことができないか色々と調べてみました。
携帯電話料金を安くする3つの方法。
携帯電話の料金をカンタンに安くするなら、下記の3つの方法がオススメ。2017年も残り半年なので、携帯電話料金も衣替えついでに見直してみてはいかがでしょうか。
1:スマートフォンの使い方を知り、プランを見直す方法。
最も簡単なのがコレ。今契約しているプランが、本当に適切かを知るという方法です。
まずは、ある程度の様子を見る期間を設けて、スマートフォンでどのくらい電話をしているか、どのくらいのデータ通信量を使っているかをチェックしましょう。
ただし、音声通話もデータ通信も、月によって変動するので少し多めに利用したと仮定して考えてみると良いでしょう。
1−1:自分の通話時間に合ったプランを選ぶ。
まずは音声通話料金を見てみましょう。通話時間が多かった場合は、1回の通話時間に着目しましょう。1回の通話が5分未満であり、1,700円以上の通話料金がかかってしまっている場合は、携帯電話各社が提供している電話のかけ放題プランのライトプランに加入しましょう。
基本料金が1,700円で1回通話が5分以内であれば、無料でかけ放題になるプランです。目安は約43分以上通話を利用される方は、プランの変更を検討してみてください。
また、1回の通話が5分以上を超えてしまっている方は、かけ放題プランに加入しましょう。時間を気にせず電話ができるので、ついつい長電話しても安心のプランです。こちらは月額2,700円で提供されているので、約68分以上の通話をされる方はかけ放題プランに変更した方が安くなります。
通話時間が少ない人は通話した分だけ支払えばいい、従量課金のプランに変更した方が負担を減らすことができます。
また、スマートフォンにはIP電話アプリという携帯代節約の強い味方がいます。そちらを契約して利用することで、IP電話同士の通話が無料でできたり、固定電話並みの料金で通話ができたりするのでアプリの導入を検討されても良いかもしれません。
1−2:データ通信でプランの変更を考える
次にデータ通信量の確認をしましょう。現在契約しているデータ通信プランより少ない場合は、さらにデータ通信量の少ないプランに変更することを検討してください。
ただし、いくつか注意点があります。
データ通信量によって、音声通話プランとの組み合わせができないプランが存在するケースがあります。その場合は、音声通話とデータ通信のどちらをよく利用するかで判断してください。
また、1GBなどの一番低いデータ通信プランを選択した場合、スマートフォンの本体代を割り引くサービスが適用されなくなる場合があります。
これはデータ通信プランの料金から購入した機種の毎月割引額を引いているため、低いデータ通信プランに変更してしまうと割引ができなくなってしまうからです。
この点も、よく携帯電話ショップのスタッフに確認するようにしましょう。
1−3:不要なオプションを止める
新規契約時や機種変更時に初月は基本料金が無料といって、不要なオプションに加入させられたことはありませんか。それらを忘れて放置してしまうと、最低でも月300円~1,000円以上がかかってしまうことがあります。
不要なオプションなどは各社インターネットから確認し解除できるので、早急に取り掛かっても良いかもしれません。日割りができないケースも多いので、締め日の前に処理してしまい、少しでも負担を減らしましょう。
2:格安SIMへの乗り換え
プランの変更では大幅な料金改革はできないかもしれません。そういう場合は格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。各社、様々な料金プランを用意しています。
ここ最近では、オプション扱いになってしまいますが携帯電話会社が提供しているような通話し放題などを用意しているところもあります。またUQ mobileが提供している家族割の条件を満たせば、驚くほどの大幅なコストダウンができます。
上記ではiPhoneで使える格安SIMについて、詳しく解説しています。格安SIMへの乗り換えを検討して見ようかと思っている方は、上記の記事を参考にしてみてくださいね。
3:クレジットカードでの支払いに切り替える
結構バカにならないのが、これ。携帯電話の支払い方法をクレジットカード払いにする方法です。
ザックリいうと、携帯電話の支払い方法は下記の3通りになるかと思います。
銀行口座振替 | ポイントが貯まらない |
---|---|
コンビニ払い | ポイントが貯まらない |
クレジットカード | ポイントが貯まる |
例えば、銀行口座振替から、クレジットカード支払いに切り替えたとします。その際に楽天カードを使って支払いをしたすると、100円あたり1ポイント貯まるので、実質的には携帯料金が1%引きになる計算です。
5年で2万円近く損してない?
クレジットカード支払いにすると、具体的にどのくらい得するのでしょうか。
家族みんな携帯代金が月額30,000円だと仮定すると、月300円、年間にして3,600円分もポイントが貯まります。クレジットカード払いにしていないと、年間3,600円も損している事になります。
年数 | 銀行口座振替 | クレジットカード払い(楽天カード) |
---|---|---|
1ヶ月 | 0ポイント | 300円分ポイント付与 |
1年 | 0ポイント | 3,600円分ポイント付与 |
2年 | 0ポイント | 7,200円分ポイント付与 |
3年 | 0ポイント | 10,800円分ポイント付与 |
4年 | 0ポイント | 14,400円分ポイント付与 |
5年 | 0ポイント | 18,000円分ポイント付与 |
5年間なら2万円近くにもなるので、まさにチリも積もれば山となるですね。
ドコモ契約者はdカードが断然お得。
さっきの試算では、楽天カードを例にあげて計算しましたが、実はドコモでスマホを契約している人にはさらにオススメのクレジットカードがあります。
それがdカードというdocomo(ドコモ)のクレジットカードです。dカードには「dカード」と「dカード GOLD」の2種類があり、dカードゴールドの方が年会費が高いのですが、携帯電話料金の節約を考えるのであればdカードゴールドの方が圧倒的にオススメです。
上記はdカードの公式サイトに掲載されている、dカードとdカードGOLDを比較した表です。
dポイント獲得数・ケータイ回線の継続利用期間にかかわらず、dカードを保有するだけでdポイントクラブステージが「ブロンズステージ」になる優待が受けられるので、十分お得です。(dポイントクラブステージは下記の通り。)
(引用元:ステージの決まりかたについて|d POINT CLUB)
しかし、dカードGOLDを保有するだけで、1,000円(税抜)ごとに100ポイント付与される「ゴールドステージ」になることができます。つまり、dカードゴールドを持つだけで、d POINT CLUBの最高峰ステージに上がる事ができるんです。
支払いでたまるポイント数を見ても、ゴールドステージの方が10倍ポイントが付与される計算になります。
カード名 | 優待ステージ | 支払いで貯まるdポイント |
---|---|---|
dカード | ブロンズステージ | 10ポイント/1,000円(税抜) |
dカードGOLD | ゴールドステージ | 100ポイント/1,000円(税抜) |
さらに、dカード GOLDを保有しているdポイントクラブ会員限定で、アトラクションの優先乗車などが受けられるプレミアムラウンジを利用できるようになります。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン® のスタジオ・パス&ドコモラウンジご利用プレゼントをはじめ、毎月抽選で50,000名様以上に最高級のプレミアムクーポンをプレゼントします。
(引用元:dカード | ラウンジ(空港・その他))
とのことなので、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの優待を受けたい方にもオススメの1枚です。
ただし、dカードGOLDは年会費がかかるので、dカードとdカードGOLDのどちらにするかは、上記サイトで比較検討してみてくださいね。
まとめ:節約するなら簡単に出来るところから。
最近では一人で複数台のスマートフォンを持つケースもあり、さらに負担が増してしまう携帯電話料金。様々な手を使って安くすることを考えていかないと、負担ばかりが増えてしまいます。
格安SIMに乗り換えたり、プランをチェックしたり、自宅のインターネット回線を携帯電話会社が提供しているプロバイダに乗り換えたりすることで、割引を受けることができるサービスも用意されています。
できることから、スマートフォンの月額料金削減対策を実施されてはいかがでしょうか。
以上「携帯電話の料金が高い時に使える、3つの値下げ術まとめ!家計における携帯代の比率が高い方は、これらの方法で携帯料金を安くしよう。」でした。