iPhoneを落として、液晶ガラス面がバリバリに割れてしまった!ヒビが入った!
なんてことありますよね。この状況を放置しておくとパスコード誤入力を何度も起こしてiPhoneがロックされてしまったり、目に見えない細かな強化ガラス破片が目や手に刺さる可能性もあり、実は大きな危険をはらんでいます。
大事にならないうちに、出来れば修理しておきたいところ。そこで気になるのが、修理にかかる時間や費用ですよね。iPhoneのガラス割れの修理には、一体いくらぐらいかかるものなのでしょうか。
iPhone修理する際に気になる、修理方法や修理期間、価格についてまとめてみました。
iPhone画面の修理方法は主に3通り。
1:Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダへ。
まず最初に考えるべきは、Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダに持ち込む方法でしょう。この方法であれば、Appleの正規保証が使える可能性があります。
その場で修理を完了してくれることもありますが、状況によっては Apple リペアセンターに送る手続きを踏む場合もあります。リペアセンターに送られる場合、1週間ほど時間が必要です。
Apple正規サービスプロバイダで修理した時の費用は?
iPhoneのガラス画面の破損の場合、過失や事故による破損は Apple 製品 1 年限定保証 (製品保証) の対象外とみなされるケースが大半でしょう。しかし、AppleCare+ for iPhoneに加入している場合は、通常料金より安く修理してもらえます。(過失や事故による損傷でも、 2 回まで適用。)
AppleCare+ for iPhoneについての詳細を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
AppleCare+ for iPhoneに加入している場合と未加入の場合、双方の修理費用をApple公式サイトを参考に、表にしてみました。(2019年6月23日現在の価格です。)
モデル | AppleCare+ に加入の場合(税別) | 保証対象外(税別) |
---|---|---|
iPhone XS Max | 3,400 円 | 37,400 円 |
iPhone XS | 3,400 円 | 31,800 円 |
iPhone XR | 3,400 円 | 22,400 円 |
iPhone X | 3,400 円 | 31,800 円 |
iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plus | 3,400 円 | 19,400 円 |
iPhone 8、iPhone 7 | 3,400 円 | 16,800 円 |
iPhone 6s Plus | 3,400 円 | 19,400 円 |
iPhone 6s | 3,400 円 | 16,800 円 |
iPhone 6 Plus | 3,400 円 | 16,800 円 |
iPhone 6 | 3,400 円 | 14,800 円 |
iPhone SE、iPhone 5s、iPhone 5c | 3,400 円 | 14,800 円 |
上記の価格は、Apple 正規サービスプロバイダに持ち込む場合や故障具合によって異なる可能性があります。参考程度にご覧ください。
また、iPhoneの場合、ソフトバンクの「安心保証パックプラス」やドコモの「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」などの保証オプションをつけている方もいらっしゃると思います。
このような保証オプションで修理代の何割かを負担してくれる可能性があるので、加入されている場合は携帯会社に問い合わせてみてくださいね。
修理にかかる期間
いつも使っていたiPhoneが急に壊れてしまうと、生活に様々な支障が出てきます。その為、一刻も早く修理してほしいところですよね。
そんな方の為に、Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダの中には、同日修理に対応しているところがあります。
しかし、Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダで当日の修理が難しいと判断された場合には、 Apple リペアセンター(Apple修理センター)へ送られることもあり、この場合、およそ 4 〜 6 日 (営業日) かかります。
また、近くにApple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダがない場合には、配送修理がオススメ。この場合、Apple リペアセンターでの修理同様、およそ 4 〜 6 日 (営業日) かかります。
Apple直営店に修理へ出すデメリット
上記のように、Apple公式へ修理に出すというのは安心感があります。しかし、iPhoneに内部異常がある場合は本体交換になるケースが多いようで、その場合、受け取ったiPhoneが別物になっていることから必然的にデータはなくなってしまいます。
もちろん、iCloudに同期してあるデータがあれば復元可能ですが、iCloudに対応していないアプリのデータやiTunes Store内で購入していない音楽、映画、テレビ番組、オーディオブック、Podcastは復元できません。
今まで通り使いたいという方は、Apple公式で修理できない可能性があるわけです。では、手軽に割れたガラス面だけ交換してほしいという場合はどうすれば良いでしょうか。
2:専門の修理業者へ出す。
Apple公式のようにiPhoneのデータを初期化せずに、割れてしまったガラス部分だけ修理してほしいという場合には、今後正規保証が受けられない可能性もありますが、Apple非公認の専門の修理業者へ出すという方法があります。
あいさぽでは、チャットで修理スタッフに無料相談することができます。
iPhone修理の金額や具体的な修理方法など、iPhone修理の心配事をサクッと解消できるので、修理に関して不安なことがある方にはオススメです。
上記の修理屋さんは、持込みのほか、郵送修理や出張修理をしてくれるところもあります。ご自分の都合に合わせて使ってみてください。
3:自分で画面の部品交換を行う。
これはかなりマニアック向けの修理方法ですが、費用は断然安いです。「自分で修理.com」では、iPhoneのフロントパネル・バックパネル・バッテリー・ホームボタンの修理キットを販売しています。キットだけだと不安だと思いますが、サイト内に修理手順を説明した動画(YouTube)があるので、Youtubeを見て真似をするだけで修理手順が簡単にわかります。
自己責任にはなってきますが、やってみたけど直せない場合は「自分で修理.com」に郵送して直してもらうことも可能です。自分でiPhoneを開けて修理してみたいという玄人にはもってこいですね。(iPhoneのバージョンによって、販売キットの種類が異なります。)
もう2度同じ過ちはしない!と決意した方へ。
もう2度とiPhone画面を割らないぞ…と心に強く誓った方。残念ながら、絶対落とさないなんて無理に近いです。私はすでに4〜5度、iPhoneを地面に落下させています。しかし、私が画面を割らずに済んでいるのは「保護フィルム」を貼っているから。
100円均一のでもOKですが、万全を期すなら衝撃を吸収してくれる保護シートを貼るなどの対策をしてみてくださいね。どの方法で修理するにせよ、修理に出す時間や手間は結構かかるものなので、念には念を入れておくに越したことはないと思いますよ。
以上、「iPhoneのガラス画面がヒビ割れたときの対処法!メーカー保証を使う方法から、自分で液晶画面割れを修理する方法までを解説。」でした。