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iPhone最新情報

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ワイモバイル、PHSの新規受付・機種変更の受付を終了すると発表。2018年3月末にPHSの歴史に幕が降ろされます。

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ワイモバイルは、2018年3月末にPHSの新規受付や変更受付を停止することを発表しました。発表されたのは2017年4月20日ではありますが、PHSにはちょっとした思い出があるので、メモ代わりに置いておきます。

PHSとは?

WILLCOM D4

PHSとは家にいる時は「子機」となり、外出先では公衆ネットワークに接続して携帯電話にように利用できる1つで2役をこなせる電話機という発想で作られた規格でした。1995年に発売された時はNTTパーソナル、DDIポケット、アステルの3つの会社でサービスを開始、当時は高額だった携帯電話に対抗する形でその勢力を拡大していきました。

PHSは電波の出力が携帯電話よりも弱く、アンテナとなる基地局を数多く設置する必要があり電信柱などに設置されているのを見かけたことがあるかと思います。

通話機能が使いにくいPHS。時代の流れは携帯電話へ。

このアンテナもカバーできる範囲が狭く、アステルは直径100m、NTTパーソナルが200m、DDIポケットは500mでした。また基地局から基地局への受け渡しの性能が悪く、徒歩程度の速度であれば移動中に通話していても電話が切れることはありませんが、自動車や自転車などで移動してしまうと通話が途中で切れてしまうという現象が発生していました。

このようなサービス品質の悪さから、PHSを辞めて携帯電話を契約するといった人も多かったようです。

その後、携帯電話会社がPHSの利用料金に近い価格でサービスを提供し始めたため、移動中に通話しても安定して電話ができる携帯電話がさらに契約者数を伸ばすという事態を招いてしまったのです。

PHSは生き残りをかけた新たなカテゴリーに、その方向性を変えていったのでした。

PHSはデータ通信に特化し始める。

通話については、利用できる範囲などで勝ち目がないPHSはデータ通信の分野に手を出します。その当時、携帯電話でもデータ通信が可能でしたが通信速度は9600bps、しかも今のような定額でのサービス提供などは行っていなかったためパソコンにつないでモバイル通信などをした場合、とんでもない高額な請求になってしまうトラブルも多く携帯電話でのデータ通信は少し危険でした。

その分野に着目して定額でデータ通信サービスを提供したPHSは、モバイルデータ通信の環境に新しい一石を投じたのです。PHSのデータ通信速度は32Kbpsで携帯電話の約3倍の速度で通信ができるようになりました。

またPHSならではのモデルも登場し、活気づいたかのように見えたのでした。

サービス譲渡などによりサービスを停止。

WILLCOM

データ通信に関しても、あまり長くはつづきませんでした。携帯電話でのデータ通信の価格が下がったことと、EMobileなどが携帯電話網を使った高速データ通信サービスが開始したりすることで、そのシェアを減らしていきました。

ついにはアステルがサービスを譲渡してしまい、実質上の終了宣言。NTTパーソナルは一度、NTTドコモと統合され生き残りをかけてシェアを拡大するかと思いきや、2008年1月にサービスを終了。

この時点で、残ったのはDDIポケットもすでに経営陣を一層しており、ウィルコムとなってサービスを提供していました。そのウィルコムも力振るわず、現在のワイモバイルと経営統合してサービス提供を続けてきたのでした。

この時点で、PHSはワイモバイル独占という形になってしまいました。

2018年3月、PHSの歴史に幕。

そのような長い歴史のあるPHSサービスが、ついに23年間の幕を下ろします。2018年3月末、ワイモバイルはPHSの新規受付や変更受付を終了すると発表しました。

データ通信へ活路を見出したPHSは、意外と現在のスマートフォン人気の立役者だったのかもしれません。現在契約している方は、引き続き利用できるとのことですが受付が終了してしまった以上、今後のプラン変更や機種変更などもできなくなってくるとことが予測されます。

完全な終了がアナウンスされるまで、精いっぱいPHSを使い倒しましょう。今からPHSを契約したい方は、Y!mobile(ワイモバイル)をのぞいてみてくださいね。

以上「ワイモバイル、PHSの新規受付・機種変更の受付を終了すると発表。2018年3月末にPHSの歴史に幕が降ろされます。」でした。